「食費を節約したいし、健康のためにも自炊を始めたい」
「でも、仕事から帰ってきてから料理をする気力がない」
「結局、スーパーのお惣菜やコンビニ弁当に頼ってしまう」
自炊のメリットは分かっていても、継続するのは本当に大変ですよね。
特に一人暮らしや共働きの場合、買い物に行き、食材を切り、調理し、さらに後片付けまでするというのは、大きな負担です。
自炊が続かない最大の原因は、「毎回、一から真面目に作ろうとしている」ことにあります。
毎日凝った料理を作る必要はありません。
この記事では、料理が苦手な人や忙しい人でも無理なく続けられる、自炊のハードルを極限まで下げるコツをご紹介します。
Contents
「毎日料理しない」という選択
毎日キッチンに立つのは大変です。まずはその思い込みを捨てましょう。
自炊を続けるための最強の武器、それが「作り置き(プレップ)」です。
「作り置き」と言っても、週末に何時間もかけて10品も作る必要はありません。
まずは「一度に多めに作って、翌日以降も食べる」ことから始めましょう。
カレー・シチュー・豚汁の法則
カレーや煮込み料理、具沢山の味噌汁(豚汁など)は、一度に4食分くらい作ることができます。
日曜日の夜に作れば、月曜日と火曜日の夕食は温めるだけで完成します。
「今日は作らなくていい」という安心感が、平日の心の余裕を生みます。
包丁とまな板を使わない工夫
自炊で最も面倒な工程の一つが、「野菜の皮をむいて切る」ことと、その後の「調理器具を洗う」ことです。
これらを省略するだけで、料理時間は半分以下になります。
冷凍野菜とカット野菜を活用する
スーパーやコンビニで売っている「カット野菜」や「冷凍野菜(ブロッコリー、ほうれん草、きざみネギなど)」は、割高だと思われがちですが、実はコスパ最強の食材です。
- 洗う手間、切る手間がゼロ
- 生ゴミが出ない
- 腐らせて捨てるリスクがない(冷凍の場合)
丸ごとの野菜を買って使いきれずに腐らせてしまうより、必要な分だけ使える冷凍野菜の方が結果的に安上がりでエコです。
味噌汁や炒め物にそのまま投入するだけで一品完成します。
キッチンバサミを活用する
お肉や薄い野菜なら、包丁を使わずにキッチンバサミでチョキチョキ切ってフライパンへ直行させましょう。
まな板を洗う手間が省けるだけで、自炊のハードルはぐっと下がります。
味付けは「黄金比」か「素」に頼る
「味が決まらない」「いつも同じ味になる」という悩みも、自炊のモチベーションを下げます。
市販の「合わせ調味料」は正義
「麻婆豆腐の素」「生姜焼きのたれ」などは、メーカーが研究を重ねた間違いのない味です。
これらを使うことは手抜きではなく「賢い選択」です。
疲れている時は迷わず頼りましょう。
麺つゆ・焼肉のタレがあればなんとかなる
自分で味付けをする場合も、たくさんの調味料を混ぜる必要はありません。
「麺つゆ」は煮物や親子丼に、「焼肉のタレ」は野菜炒めやチャーハンに使えば、誰でも失敗なく美味しい料理が作れます。
「一汁一菜」で十分
日本の家庭料理は「一汁三菜(ご飯、汁物、主菜、副菜2品)」が理想とされていますが、これを毎日目指すと必ず挫折します。
日常の食事は「ご飯と、具沢山の味噌汁」があれば十分栄養は摂れます。
余力があれば、そこにお肉を焼いたものを足すくらいでOKです。
土井善晴先生も提唱している「一汁一菜」の考え方を取り入れれば、献立を考える悩みから解放されます。
まとめ:自炊の目的は「頑張ること」ではない
自炊の目的は、健康的な食事を安く食べることです。
決して「料理上手になること」や「丁寧な暮らしをすること」ではありません。
- ご飯はまとめて炊いて冷凍する
- カット野菜を使う
- 味付けはタレに頼る
- 洗い物を減らす
これら全てを駆使して、「自炊に見えないくらい簡単な自炊」を続けてみてください。
3ヶ月もすれば、それが当たり前の習慣になり、体調や家計に嬉しい変化が現れているはずです。
